銀座医院の「湖山医療福祉グループ」代表湖山氏インタビュー : 大人の銀座
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銀座医院の「湖山医療福祉グループ」代表湖山氏インタビュー

時代のあり方に沿って、病院のあり方も変化する。

銀座医院の「湖山医療福祉グループ」代表湖山氏インタビュー

湖山氏



銀座で誕生し、地方で展開





湖山医療福祉グループは銀座で唯一の救急病院として始まったのが最初だ。しかし、都会で77床の救急病院では採算が全く合わず、病棟を廃止し医院に転換している。病棟スペースに人間ドックセンター、また、近年は「銀座にも老人過疎がある」と、デイサービスを開設して、総合外来センターとして、銀座最大規模の医療センター「銀座医院」として、生まれ変わった。



銀座の街の変化に合わせて、病院のあり方そのものも変化する。そんな時代において、あえて銀座でチャレンジを続ける経営者「湖山泰成」氏にお話を伺った。



日本一経営環境が厳しい銀座



Q.湖山さんの目から見て、銀座はどのような街でしょうか?



「銀座の街並みはバブル崩壊後、衰退するどころか、外国ブランドショップが立ち並び、日本の銀座から、世界の銀座となり、ますます独自の高い地位を築きつつあります。クリニックも、街の変化にあった、新しい、企業資本の医療機関が増え、旧態前の個人医療機関は高齢化、古いビル設備の中、ますます苦しい状況が予想されます。」



Q.そんな経営環境の中で、どんな風に経営をしていくお考えですか?



「医療にプラスワンというのが会社の狙いです。医療が、大学、ホテル、老人ホーム、スポーツクラブと連携、複合化し、他との差別化を図る時代だと考えているのです。つまり、サービスを専門特化するのではなく一人の顧客に一分野の医療サービスだけではなく、介護保健施設、福祉施設、老人ホーム、グループホーム、デイサービス、在宅と、裾野を広げて、全医療介護サービスを提供する百貨店方式をとっているのです。その方が、顧客にとっても利便性が高いと感じています。」



Q.経営上のゴールと社会とのつながりについて教えてください。



「毎年、利益のほとんどを、社会福祉法人に寄付し、新規施設を開設しています。そして、施設の地元の小中学生、東京の美大生を招待し、アートとボランティアの体験をしてもらっているのです。彼らが、施設の社会の風を運んでくれます。可能な限りの資金を未来にむけて、人的投資を行います。いくら、預貯金を増やしても、借金を返済しても、管理システムを精緻にしても、職員を鍛えても、明日を保証することにはなりません。過去の実績も変革の邪魔となります。いつも、貯えのない、ぎりぎりのところまで、自らとスタッフを追い込んで、新天地(新しい施設)に全力を尽くしていきたいと思っています。」



銀座から始まったグループは大きくその羽を広げていきそうだ。